ACCESS安全大会・希望の太陽へのつどい・仮設国際会議代表者特別講演
2016年10月19日 東京・港区にある建設会館は800名を超える来場者に溢れ、平成28年度「全国仮設安全大会」「希望の太陽へのつどい」そして、日本・中国・ドイツ・アメリカの仮設国際会議代表者による「グローバルに対応した仮設安全」の特別講演が行われました。 会場は展示会場と式典会場に分かれ、展示会場では各メーカーが「より安全な処置」の足場の体験コーナーをイベント広場に設置し、大会を盛上げました。式典会場のホール通路の壁には、ACCESS青年部の活動を報道した新聞・足場点検普及活動報告が飾られています。 今大会では「建設職人基本法」の成立に機運が高まっているなか、自民党・公明党などの日本建設職人社会振興議員連盟(二階俊博会長)や先日設立された民進党の「建設職人の安全・地位向上推進議員連盟」(増子輝彦会長)の衆議院・参議院の国会議員の先生、秘書の方々139名から祝辞と心強いエールと力強いお言葉をいただき、この「建設職人基本法」を与野党が一丸となって実現することをお約束頂きました。 国を挙げて建設業界を変えようとしています。今までの建設業界の悪しき慣習は、法の下の平等の精神により、通用できなくなります。真面目に正直に働いてきた人こそ報われるべきではないのでしょうか。我々の取り組みが間違えていないことを、安倍内閣総理大臣のお言葉から見て取ることができます。 安倍内閣総理大臣のメッセージ(以下、原文のまま) 平成28年度全国仮設安全大会の開催、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。 貴協同組合は、若者が誇りを持てる希望に満ちた明るい未来のある建設産業を目指し、そのためには建設職人の安全と地位を向上させることが不可欠であります。建設職人の不足と処遇改善が大きく叫ばれている今日、法制度整備に向けた貴協同組合のこれまでの取り組みは誠に当を得たものであり、政府としても積極的に対応していく考えです。 本年度の大会が実り多いものとなりますよう期待しますとともに貴協同組合の更なるご発展、ご活躍を願っております。 平成28年10月19日 内閣総理大臣 安倍 晋三 安心・安全に対する思いは世界共通です。今大会では前日の18日に行われた「仮設国際会議」の代表者、日本:ACCESS青年部会長 小岸昭義、中国:总经理(社長)任强(Ren Qiang)、ドイツ:代表 クリストファー・モツコ、アメリカ:事務局長 グレンビル・ロア による特別講演「グローバルに対応した仮設安全」が行われ、本当の意味での「グローバルスタンダード」をここに実現しようとしています。 弊社代表取締役の小岸昭義の言葉にあるように、「人命や安全」には、国境がなく、いかなる地位であっても平等であります。国際色豊かな異例の大会でしたが、改めて我々建設業界に強いメッセージを発信したと確信しております。