建設職人基本法「見える化」大会
全国仮設安全事業協同組合(小野辰雄理事長)と日本建設職人社会振興連盟(國松孝次会長)が、2018年2月14日(水)東京都・港区の建築会館で「建設職人基本法“見える化”大会~基本計画に基づく国民の関心と理解を深める取組み~」を開催しました。これまで開催してきた「全国仮設安全大会」の内容を昨年3月に施行された「建設職人基本法(通称)」と昨年6月に閣議決定された同法の基本計画の周知と安全確保の重要性について、広く国民一般に理解を求めるものに発展させたものです。 今大会には約850名の来場者と、150名の国会議員(代理出席含む)の先生方にお集まりいただき、多くの超党派議員の方々から、地元での周知活動と地元企業の取組みが紹介されるとともに、建設職人基本法超党派国会議員フォローアップ推進会議(議長・二階俊博衆議院議員)との共催で行われた「“見える”基本法シンポジウム」では、各党を代表された議員の方々と政府側から各省副大臣、政務官の先生方による現場で働く職人さん達の「安全」「健康」「処遇」についての熱い議論が交わされました。 また会場内には、安全処置をしない仮設足場と、安全処置を施した仮設足場の違いを体験できる「VR(バーチャルリアリティー)」を設置。実際に国会議員の先生方等に体験していただいた「“見える化”実証映像体験」では、進行役に弊社代表取締役の小岸昭義(全国仮設安全事業協同組合 青年部会長・日本建設職人社会振興連盟 青年部会長)が仰せつかり、現場さながらの臨場感あふれる実況で大いに盛り上がりました。 屋外会場では4つの体感ゾーンからなる「見える!!墜落災害ゼロ展示」を開催。「足場高所体験ゾーン」では、弊社執行役員工事部部長の秋葉一臣はじめ、工事部 淺野悠三、同 新井雄基の案内で国会議員の先生方、ご来場いただいた方々に実際に仮設足場の上を歩いていただきました。 「見える安全・感じる安心」の実現に向け、建設職人基本法超党派国会議員フォローアップ推進会議の主導のもと、関係省庁や建設業界全体が一体となって建設職人基本法に“魂”を入れることをお約束いただきました。