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群馬県立吾妻中央高等学校 足場の組立実習

2018.10.26

2018年10月24日 秋深まる「中央工学校 軽井沢研修センター 南ヶ丘倶楽部」にて、中央工学校、全国仮設安全事業協同組合主催「群馬県立吾妻中央高等学校 足場の組立実習」を実施しました。弊社からは、安全管理部 南雲克己、工事部 山本龍の2名が講師として参加させて頂きました。

当日は、吾妻中央高等学校 環境工学科1年の生徒33名(内女子2名)が、2名の教諭に引率され大型バスで現地入りし、秋晴れの軽井沢にて5時間に亘る実習メニューを消化しました。

つい半年前までは中学生だった彼らも高校生らしくなってきて、新たな刺激を求めている頃かと思います。そんな彼らが、初めて手にする足場機材やラチェットに悪戦苦闘しながらも、講師の助けを借りて立派な仮設足場を組立・解体したことは、良い刺激になったのではないでしょうか。

現場に出ている職人から今現在の話を「聞き」、足場機材に「触れ」、実際に足場を組立て、「上ってみる」ことは土木建築への具体的な将来像を描く第一歩になったと思います。彼らは今後、小型移動式クレーン、2級土木施工管理、建築CAD検定などといった土木建築関連の資格取得を目指します。明日を担う高校生たちが今回の実習を通じて、建設業界に就労するきっかけ作りに役立ったのであれば幸いに思います。

株式会社OGISHIは学校教育を応援します。

TOKYO BAY CRUISE 2018

記録的な暑さとなった2018年夏、OGCグループでは毎年恒例となりました、宇宙船を彷彿とさせる流線形にメタリックな船体の「ホタルナ」をチャーターしてTOKYO BAY CRUISE(暑気払い)を行いました。今年も主役は従業員の奥様、ご主人、子供達、そして今年多数入社いただいた新入社員の皆様です。 家族連れで集うイベントのひとつとして人気も高く、特に子供達には好評を博しています。小さいお子さんがいるご家族でも、おむつ台完備のホタルナなら安心して乗船できるので、今年も赤ちゃん連れのご家族を多く目にすることができました。 このように家族皆さんに集まって頂くと、あらためて大所帯になったことを実感するとともに、各ご家庭の家族愛を感じることができました。 小岸代表取締役、小川取締役副社長、篠田専務取締役から、そんなご家族皆様へのねぎらいの言葉と、「安全・安心」への思いを伝え、今宵楽しんで頂くよう話がありました。 そして、新しく仲間に入った18名の精鋭たちに自己紹介いただき、また彼らにはイベント進行役等で場を盛上げてもらいました。親元や母国を離れて暮らす人も、この日は十分楽しんでいただけたと思います。 例年にない暑さが続いている中「安全・安心」への意識もあらたに、この暑気払いがご家族ともども、明日への活力となっていただければ幸いです。

“安全見える化”大会 ~国民の関心と理解を深める取組み~

2018年10月31日 「全国仮設安全事業協同組合(アクセス・小野辰雄理事長)」と「日本建設職人社会振興連盟(國松孝次会長)」は東京都港区にある建築会館にて、平成30年度“安全見える化”大会を開催しました。 全国から約700名が参加し、また政府関係の方々をはじめ、参議院本会議の定例日にもかかわらずお忙しい合間を縫って、約100名の国会議員の先生方も応援に駆けつけていただきました。 会場中庭では4つのゾーンで構成された「“安全見える化”墜落災害ゼロ展示」が実施。組合員企業による最新の「足場機材展示ゾーン」、「墜落実験見学ゾーン」、「VR体感ゾーン」、実物大の足場に上がって作業環境を体験できる「足場高所体感ゾーン」―「足場高所体験ゾーン」では政府関係者や国会議員、そして多くの一般来訪者の方に実際に足場に上り二段手すりや幅木のあるなしの違いを感じてもらい、安全措置の重要性と必要性を体験して頂きました。 当日は記者会見が開かれ、小野理事長は「墜転落を始めとする建設労働災害をストップさせるため、工事現場における安全衛生対策の強化には、発注者である国民の理解と関心が不可欠。一般の発注者にも“見える化”できるようこの活動を全国に波及させていきたい。」とのべ、国民の関心と理解を強く求めました。 大会の冒頭、アクセス青年部(小岸昭義会長(弊社代表取締役))による決議文表明がありました。「足場は、手すり先行工法による二段手すりと幅木の設置」「足場の点検は、組立てた者以外の決められた十分な知識経験のある者による、足場種別ごとのチェックリストに基づく実施」「安全衛生経費の明確な定義付けと別枠での確保」「安全衛生経費が発注者から末端下請けまで確実に支払われる仕組み」の4項目を直ちに制度化するよう強く国会と政府に要望する大会決議を満場一致で採択されました。 大会スローガンである「点検なくして安全なし」、制度化された点検作業の先には「ゼロ災」が見えてきます。「仮設安全監理功労者表彰」では全国各支部から、日頃点検業務に尽力し特別教育の講師としても精力的に活動している9名の受賞者が選ばれ表彰されました。関東支部からは弊社執行役員 安全管理部部長の佐藤秀政が受賞しました。 このあと、建設職人基本法超党派国会議員フォローアップ推進会議(議長・二階俊博衆議院議員)と共催の「“安全見える化”シンポジウム」において 1.官・民を問わず安全、安心な足場を実現!!(「より安全な措置」等の法制化)2.建設職人が安心して働ける安全衛生経費の確保(適切かつ明確な精算、明示及びシステム払いの促進)についてディスカッションが行われました。青年部からも「現場からの声」があがり、現場の声を取入れて認識の温度差を埋めて頂くよう政府側代表者と法制定に尽力した国会議員の先生方に訴え、改善頂くことをお約束いただきました。 建設業は「きつい」「汚い」「危険」と言われる3Kを、「給料がいい」「休暇がある」「希望が持てる」の「新3K」に変えるべく活動を続けていく事を誓い、大会は終了しました。

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