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仮設国際会議 in JAPAN

2016.10.25

2016年10月18日 東京・中央区の建設国保会館にて120名が集い、足場・型枠支保工の第3回仮設国際会議が執り行われました。この国際会議は、日本、米国、中国、ドイツの4か国の持ち回りで、今回は日本での開催となりました。開催にあたっては全国仮設安全事業協同組合(ACCESS)の青年部が実行委員となり、ACCESS青年部会長で弊社代表取締役の小岸 昭義が実行委員長として、仮設国際会議の進行を仰せつかりました。
冒頭、実行委員長の小岸から、仮設・型枠の安全は建設職人の命を守る重要な役割を果たしていること、最近日本では建設職人の安全と地位向上をはかるための「建設職人基本法」が議員立法による制定に動いていることなどが紹介されました。
京都大学教授で工学博士の古阪秀三先生からは、仮設国際会議経過報告として「仮設国際会議の意義と日本参加の経緯」の講演があり、仮設国際会議に期待することとして、参加各国で認識し解決いただきたいとする6つの問題提起がされました。
1.建設プロジェクトごとに、安全にはいろいろな問題がある
2.国が違えば安全に対する認識に差がある
3.安全第一、品質第一、工期第一、何を優先するか
4.安全に関する問題は共有することができるか
5.安全は誰の責任か
6.生産性向上 vs 安全対策

当仮設国際会議の総合司会でもある、東尾正アクセス専務理事から「日本における仮設安全の歩み」についての報告後、各国の代表者による足場型枠に関するプレゼンテーションが行われました。
閉会後のコミュニケ協議では各国代表(日本:小岸委員長、小野副委員長、東尾専務理事 米国:Frank Frietsch, Granville Loar 中国:Miao Changjiang, Yang Qiuli 独国:Christoph Motzko, Martin Hemberger )による、今後の組織の在り方、組織運営課題等が協議されました。レセプションでは各国代表による調印式が行われ、1.第4回 仮設国際会議は、2017年秋 アメリカ合衆国にて開催 2. モツコ教授(ドイツ)主導のもと「コラボレーション システム」を強化し、強固な組織作りをしていく 3.この目的を達成するため、我々は各国の責任者として行動し、窓口担当者をできるだけ早く任命する。さらに、4か国のコミュニケーションツールとして、統一メーリングシステムを構築することとし、各国の担当責任者を速やかに任命することを確認、調印して、第3回仮設国際会議は無事閉幕しました。 023 032 043 051 061 071 081 09 10

70tラフテレーンクレーンで「大組」

「OGC オリジナル・クレーン(9/30掲載)」が隣の棟でフル稼働中の60m級現場で「大組」です。ラフテレーンクレーン(ラフター)も45m以下の建造物なら、25t、35tクラスで十分賄うことが出来ますが、60mともなると探し出すのも苦労します。さすがに造るわけにもいかないので、ブーム長44m+ジブ長17.7mの70tラフターに出動願いました。 ジブは「やしゃご!?」まで伸ばしての作業になります。ここまで伸ばし切ると圧巻です。クレーンの吊上げ速度が速いので、地上では4人の職人がハイピッチで足場を組んでいきます。当該現場のような大規模集合住宅では、必須工法と云えるのかもしれません。 弊社では「OGCは最高の職人技能をお届けします」をモットーに、困難と思われる施工(超高層ビル対応)もコンサルティング、仮設計画図を含む材工一式工事現場ごとに最善の対応をさせて頂いています。足場のことなら何でもご相談下さい、お悩みしている問題の解決策をご提案いたします。

ACCESS安全大会・希望の太陽へのつどい・仮設国際会議代表者特別講演

2016年10月19日 東京・港区にある建設会館は800名を超える来場者に溢れ、平成28年度「全国仮設安全大会」「希望の太陽へのつどい」そして、日本・中国・ドイツ・アメリカの仮設国際会議代表者による「グローバルに対応した仮設安全」の特別講演が行われました。 会場は展示会場と式典会場に分かれ、展示会場では各メーカーが「より安全な処置」の足場の体験コーナーをイベント広場に設置し、大会を盛上げました。式典会場のホール通路の壁には、ACCESS青年部の活動を報道した新聞・足場点検普及活動報告が飾られています。 今大会では「建設職人基本法」の成立に機運が高まっているなか、自民党・公明党などの日本建設職人社会振興議員連盟(二階俊博会長)や先日設立された民進党の「建設職人の安全・地位向上推進議員連盟」(増子輝彦会長)の衆議院・参議院の国会議員の先生、秘書の方々139名から祝辞と心強いエールと力強いお言葉をいただき、この「建設職人基本法」を与野党が一丸となって実現することをお約束頂きました。 国を挙げて建設業界を変えようとしています。今までの建設業界の悪しき慣習は、法の下の平等の精神により、通用できなくなります。真面目に正直に働いてきた人こそ報われるべきではないのでしょうか。我々の取り組みが間違えていないことを、安倍内閣総理大臣のお言葉から見て取ることができます。 安倍内閣総理大臣のメッセージ(以下、原文のまま) 平成28年度全国仮設安全大会の開催、誠におめでとうございます。心よりお慶び申し上げます。 貴協同組合は、若者が誇りを持てる希望に満ちた明るい未来のある建設産業を目指し、そのためには建設職人の安全と地位を向上させることが不可欠であります。建設職人の不足と処遇改善が大きく叫ばれている今日、法制度整備に向けた貴協同組合のこれまでの取り組みは誠に当を得たものであり、政府としても積極的に対応していく考えです。 本年度の大会が実り多いものとなりますよう期待しますとともに貴協同組合の更なるご発展、ご活躍を願っております。 平成28年10月19日 内閣総理大臣 安倍 晋三 安心・安全に対する思いは世界共通です。今大会では前日の18日に行われた「仮設国際会議」の代表者、日本:ACCESS青年部会長 小岸昭義、中国:总经理(社長)任强(Ren Qiang)、ドイツ:代表 クリストファー・モツコ、アメリカ:事務局長 グレンビル・ロア による特別講演「グローバルに対応した仮設安全」が行われ、本当の意味での「グローバルスタンダード」をここに実現しようとしています。 弊社代表取締役の小岸昭義の言葉にあるように、「人命や安全」には、国境がなく、いかなる地位であっても平等であります。国際色豊かな異例の大会でしたが、改めて我々建設業界に強いメッセージを発信したと確信しております。

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