建設職人基本法及び基本計画の講演会・中央研修会
日本建設職人社会振興連盟主催、建設職人基本法と基本計画の研修会が7月21日、東京都千代田区のホテル ルポール麹町にて開催されました。建設職人基本法 超党派フォローアップ推進会議 議長代行 公明党衆議院議員 井上義久先生をはじめ、同推進会議 幹事長 自由民主党衆議院議員 櫻田義孝先生、民進党 建設工事従事者の安全・地位向上推進議員連盟 最高顧問 民進党 衆議院議員 前原誠司先生が参加するなか、超党派の国会議員の先生方と建設工事従事者の安全と健康を確保するための施策について議論しました。 日本建設職人社会振興連盟青年部会長 小岸昭義(弊社代表取締役)も、自由民主党、公明党、民進党、日本維新の会、日本共産党、自由党の超党派議員先生とパネルディスカッションに参加し、政府が総合的かつ計画的に講ずべき施策を訴えました。 安全衛生経費の明確化と官民格差の排除、法定福利費が下請け企業に十分に支払われていない実態は、議員先生方も同じ認識を持っていただいています。また、最重要事項でもある墜落・転落事故を無くすための施策につきましては、公共工事で有効性が確認されたものは、民間にも普及させていくべきだと熱い議論が交わされました。地方によって仕様が違うことにも触れ、今後は安全パトロールを通じて認知していく意向を伝えました。 今後は建設業界全体としてコンセンサスをとることで、建設職人の安全・地位・名誉・所得の向上が、また一歩近づくのではないでしょうか。