モンゴル人材採用イベント
2019年2月16・17日の二日間に亘って、モンゴル ウランバートルの「モンゴル・日本人材開発センター」にて「会社説明会および個別面接会」が開催されました。弊社からは常務取締役の中村俊博が、日本での就職を希望している参加者たちに会社説明と面接を執り行いました。 モンゴルでは2011年当時、大学生の80%が文科系で、10%理工系、他は農学・医学でした。義務教育を終えたモンゴル人学生の中には、工学系(ものづくり)に興味を示す者も多く、ものづくり大国の日本式高専を創る動きが出ていました。 2014年9月1日、「モンゴル高専」(正式名称:モンゴル日本共同技術高等学校)がモンゴル教育科学大臣の承認を得てスタートし、日本式の教育課程を盛り込んだカリキュラムを履修した一期生が今年卒業を迎えます。 今回のイベントにも一期生が40名以上参加し、他にも大卒技術系新卒・第二新卒・社会人の合計150名以上が参加しています。日本企業側は建築・土木系8社、機電・情報系4社がイベントに参加し、きわめて優秀な人材と面談を行いました。 一方では、日本語の勉強を始めてから1~3ヶ月の学生、社会人もかなり多く、自己紹介は日本語でできても以降の面接のやり取りは通訳を介しました。言葉の障害はありますが、今後ますます日本での就職を希望する若者が増えると予想されています。 日本国内企業の中にはモンゴル人学生のインターンシップを受入れているところもあり、モンゴルからの就労者受入れが活発化しています。今回のモンゴル訪問は視察を兼ねたイベント参加で、今後の人材採用の選択肢のひとつに加え、備えたいと考えています。 株式会社 OGISHIでは、国境を越えた採用活動で建設業の未来を考えています。